「作り手の見えるお店で、世界に一つの革製品を」 -二天一流総本舗-
きょうご紹介するお店は本格革製品のお店「二天一流総本舗」です。
市川真間に「市川店」、下総中山に「中山店」「中山工房」の計3店舗を運営の他、国内各地の百貨店の催事にも参加なさっています。
「作り手が見える」をモットーに、お客様の要望を大切にする店作りを心がけており、店舗での売上の6~7割はオーダーによるものになるそうです。
二天一流総本舗フェイスブックページ⇒ https://www.facebook.com/2ten1ryusouhonpo
二天一流総本舗HP⇒ http://2ten1ryu.com/
代表の井上正生さんです。
ファッションの専門学校を卒業後、靴のメーカーで5年間、靴の商社の技術部門に7年間、会社勤めをする中で革に関する技術を磨き独立なさいました。
会社で日々働いているうちに「どんなお客様が自分の作った製品を使ってくれているのだろう」と疑問に感じるようになります。
勤めた2つの会社はどちらも規模が大きく、お客様の顔が見えません。
「作り手が見えるお店を作りたい」、その思いが独立へのきっかけとなり、今の二天一流総本舗に繋がっています。
2008年7月、船橋の海神に1号店をオープンさせます(現在は閉鎖)。
作業の一風景です。
二天一流総本舗はお店の中に工房があります。
お客様の要望を聞いてから作ることを大切にしており、リクエストがあれば基本的に断ることなく作ります。
世界にたった一つの商品を作って頂く事が可能です。
フルオーダーの商品の他に、木型は固定でその他を選べるセミオーダーの商品もあります。
また、革製品の修理も行って頂けます。
商品の一例をご紹介します。
翼 25000円(写真左奥の婦人靴)
店頭でできあがっているものを購入することも可能ですし、セミオーダーも可能です。
二天一流総本舗の商品はお仕事でハードに使って頂いても大丈夫、「働いている人を応援したい」という想いが込められています。
商品の一例をご紹介します。
錦糸町鞄 38000円(写真奥の鞄)
他にも市川鞄や国府台鞄など、ユニークな名前の鞄が並んでいました。
「毎日の通勤や地元に少しでも興味を持ってもらいたい」との想いがきっかけで、名前に駅名を入れるようになったそうです。
店頭でできあがっているものを購入することも可能ですし、セミオーダーも可能です。
「お店の名前の由来」
二天一流・・・江戸時代初期に名を馳せた剣豪「宮本武蔵」が編み出した二刀流剣術を意味します。
どんな相手にも対応できる、型の無い剣術を。そこから編み出されたのが「二天一流」です。
宮本武蔵の著書「五輪書」をお読みになった代表の井上さんが、「自分の型を持つのではなく、お客様それぞれのリクエストに自由自在に応えられるお店を作りたい」との想いから、「二天一流総本舗」と名づけられました。
「街づくり」にも積極的なお店で、ワークショップや体験会等のイベントも開催なさっています。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?